英語を話せるようになってから気づいた3つのマインドの変化

もくじ
いつもありがとうございます、COMULINKの堤です。本日は英会話をする上でシンプルではありますが、とても大切な考え方を皆さんにシェアしていきたいと思います。僕も最初から英語が話せたわけではありません。そして今からお伝えする考え方も最初から気づいていたわけではありません。話せるようになった自分を振り返って、あの時、ああだったからか…!と思い、まとめてみました。英語を話せるようになるためには必要なこと。まずはマインドセットです。
マインドブロックが外れると一気に話せるようになる
僕は以前、地元の英会話スクールで英会話を週2回で習っていました。大学生の時です。当然、週2回習っていたし、家でも英会話の学習は欠かさず行っていましたので、少しずつではありましたが、喋れるようにはなっていきました。ただし、どうしても克服できない問題が1つ。僕は中学校からの義務教育で全てアメリカ英語で習ってきたため、どうしてもイギリス人の先生が話す独特のイギリス英語を聞くことができませんでした。言っているニュアンスはなんとなくわかるけれど…でもなんて質問されているかわからない。レッスン中でも質問し返して、やっと聞かれている内容がわかる。そんな自分に少しもどかしさを感じていました。
ところがそんな僕でもある日を境に少し考え方を変えただけで、イギリス人とも英語で会話できるようになりました。これは一夜にして1,000単語覚えたからとか決してそんなわけではありません。ほんの少しで良いので、今持っている英会話に対する考え方を下記のように変えてみましょう。
英会話の原則は英「会話」ですよね?
日本語を流ちょうに話す僕たちは普段何気なく日本語を話しているため気づきませんが、会話は基本的に何を答えてもOK。正解・不正解はありません。
例えば、「犬好き?」
と相手から聞かれたときに、当然「好きだよ。」と答えることもありますが、
「うん、犬飼ってる。」
とか、
「猫は好きなんだけどなあ。」
とか、
「ペットに興味ないなあ。」
と、
何を答えても基本は正解になりますよね。
ところがこれが英語になると、
「Do you like dogs?」と聞かれた時に、
「Yes, I do. / No, I don’t.」で始めなきゃいけないとか、
「I like dogs, …」で始めないといけないという先入観があります。
そんなことはないんです。
Do you like dogs? と聞かれたら、日本語同様に、
Yes, I have a dog.
I like cats.
I’m not interested in pets.
などと何を答えても良い。何を答えても正解になります。
つまり、何を相手が話しているのか、何を問われているのか、英語だから当然100%わからないことはあります。それでも一言一句間違えないようにリスニングスキルを鍛えるのではなく、いい意味で話半分に聞けばいいんです。最初から100%を求めないこと。まずは80%でも60%でも半分でも良い。あまり身構えずに気軽な気持ちでトライしてみてください。
英会話は生き物、待ってくれるのはレッスン内だけ
COMULINKの英会話メソッドでは常に「スピード」を意識して取り組んでいます。日本人によくありがちなのが、ちゃんとした文法や意見で答えようとするために、
「Do you like dogs?」
と聞かれた時に、
(うーん、好きな犬の種類もあれば嫌いな種類もあるし、こういう場合は何て言ったらいいんだろう…)
となります。めちゃめちゃあるあるですね。
そして結局英語での言い方がわからないから黙ってしまい、レッスンがストップしてしまいます。前述もしましたが、まずはI like dogs.と答えても良いし、自分の知っている範囲内での英語で答えればOKです。本当は100のことを言いたくても、まずは50のことが言えれば良い。英会話ができるようになるためには、完璧主義を捨てることです。
レッスンでは先生があなたの回答を待ってくれますが、海外に行ったら、決してあなたの答えを辛抱強く待ってくれる外国人はいません。留学先の語学留学学校でさえ、先生から質問されたとしても、黙っていたら他の国の生徒に答えられてしまうっていうこともあります。
本日のまとめ
それでは本日のまとめです。
①英会話では聞かれたことに対して何を答えても正解。
②まずは100%で答えられなくても良い。英会話できるようになるためには完璧主義を捨てなさい。
③本場での英会話はあなたを待ってくれない。スピードを意識して答えることが大切。
この3つのことを常に意識しておくと(COMULINKの生徒さんはどのメソッドをやる時でも)意識しておくとかなり変わってきます。
最後に… だから僕はレッスン内で訂正しない!
COMULINKで僕が英会話のレッスンをする時は、生徒さんが文法的に誤っている発言をしたとしても、訂正しません。指摘しません。こう言うと、「誤りを直してもらわないと、いつまで経っても間違えて英語で話してしまうので、嫌です…」と言う方もいます。
語弊がありますので、しっかり説明すると、生徒さんが発言したすぐその場ではミスを指摘しません。一定時間経ってから(例えばそのメソッドが一段落したら)、まとめて解説します。すぐその場でミスを指摘すると、ミスをすることが怖くなって、話すことではなくミスをしないことが先行してしまうからです。結果的に話せなくなってしまうというオチになります。
ミスがあるかどうか、綺麗な英語を話しているかどうかはとても気になりますが、あとからこうしてまとめてアドバイスをもらう時間をレッスン内に設けてもらうと良いですね。または、COMULINKで実施している「毎日3文英会話」のように添削してもらう機会を作ると自ずと文法力は高まっていきます。
ぜひ少しずつでいいので今日ご紹介したマインドセットを取り入れてみてくださいね!